先日催されましたバッハ「ロ短調ミサ」の演奏会に際し、お力添えを賜りまして誠にありがとうございました。無事終了させていただきまして心より感謝申し上げます。
実行委員会を立ち上げまして足掛け3年の月日が流れました。当初は果たしてこの難曲を歌いこなせられるのか、はなはだ疑問に思ったものでした。昨年の1月より合唱団の練習を開始しましたが、なかなか思うように練習の成果が出せなくて、歯がゆい思いを指導の作間先生にさせるような日々が続きました。今年になって週2回の練習を重ねるようになってようやく形になって演奏会を迎えることが出来ました。2時間ほどの演奏でしたが練習の苦労を忘れさせるほどの感動を味わうことが出来てこの上ない幸せを感じております。
古代ローマの政治家キケロの言葉に「過去のいろんな困難の思い出は、楽しいものだ」という言葉がありますように、今思えば苦しんだ練習が楽しく思えて参ります。
実行委員会並びに十勝バッハ合唱団は解散いたしますが、次の目標に向かってそれぞれの立場で努力してまいりたいと存じます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
お世話になった皆様に感謝申し上げますとともに、皆様の益々のご発展をお祈り申し上げます。