延原武春


日本テレマン協会代表・音楽総監督
指揮者・オーボエ奏者


1963年日本テレマン協会を組織。
テレマン室内管弦楽団・同室内合唱団、あるいはコレギウム・ムジクム・テレマンや バロック・コア・テレマンを率いて、日本全国はもとより世界中へとその活動の場を拡げており、日本の洋楽界に室内楽を定着させた功績は高く評価されている。
これまで四度に亘りテレマン室内管弦楽団とともに、ドイツ政府文化省より招聘を受け渡独。

1985年には、ライプツィヒで行われた「バッハ生誕300年記念国際音楽祭」に、世界19カ国の演奏団体と共に日本代表として参加。


また、1999年2月にもドイツのエージェントより招聘を受け、バロック楽器の団体、コレギウム・ムジクム・テレマンをチェンバロの中野振一郎と共に率いてドイツへ。バロック楽器団体の演奏がヨーロッパから招聘を受けたのは本邦初。「バロック楽器による演奏」にはまだ馴染みのないドイツに、しっかりと「バロック文化」を紹介できたといえる大いなる成果を挙げて帰国。その後も延原は指揮者として楽員と共にイギリス、フランス、アメリカ、韓国等すでに十数回の海外演奏旅行を行ってる。また、指揮者としては国内はもとより、ヨーロッパ各国のオーケストラより招聘を受け渡欧。

「日本のアーノンクール」という威名が示すごとく彼のバロック音楽に対する理解には定評があり、正に「18世紀音楽の専門家」として多くの支持を集めているなる音楽性に対して大きな評価と多くの支持を集めている。

◎1983年「神戸市文化奨励賞」
◎1984年「第9回井植文化賞」
◎1985年「第15回ブレーメール賞」
◎2000年5月3日「平成12年度兵庫県功労者表彰(県民生活振興功労賞)」