「ラクリモーサ」ソプラノ編

ピアノの音がソプラノの旋律です。

まず流れてくるのが前奏部分です。次に聴こえてくるピアノの音がソプラノパートです。

   この曲の最初の部分、ここが一番難しいかもしれません。こうやって聴くと、なんともない部分ですが、実際に歌うと、大変大変難しいのです。全部の曲の中で一番の「難所です」。「下がってる、もっとレガートに!!」何度、そう言われたことか。
 一番高い声を担当するので、音を出すだけでも大変なこともあります。でも、悲鳴のような声になってしまっては台無しなのです。「出せばいいというものじゃない!」と・・・。


 「混声四部合唱の顔」と言われ、同時に最後まで手のかかる「問題児」でした。

 音取りは他のパートより楽なはずですが、楽譜を見ないで歌えるようになったのは、アルトの方々の方がずっと早かったです。

 透明な、豊かに響く声を出すためには、どうやって発声すればいいのか。

・・・特訓の成果は、いかに。