指揮者が、その時、団員へ伝えたかったメッセージです。なかなかリアルでしょ・・・

   

 第2号より(2000年2月15日発行) 「私の独り言」

 実行委員の方々の熱い想いから発したこの企画、とりあえずその企画力と実行力で無事スタートしましたが、進行具合はとういうとども思うようにはスムーズにいっていない状況です。
 それでも最終的には譜読みは、ゴールデンウイーク前までにということに決めてしまいたいと思います。それまでには全部歌えるようにし、覚えてしまう。覚える作業は、覚えると決めなければできないことで、いつ設定しても同じことだと思いますので、譜読みしながら覚えてしまうということにしましょう。
 現在男性が少なく特にベースが弱いという状況が続いていますが、これはおそらく最後まで残っていく問題だと思われます。もう少し歌えるようになればベースの音量も出てくるとは思いますが、どんな人数のバランスでも常に互いのパート間の力関係をコントロールできるように、聴き合うことを普段の練習で心掛けてほしいと思います。このままでいくと非常に不安定なバランスの悪い合唱団ということになってしまいます。
 練習した様にしか結果は出ないし、実際に音を作る皆様方の情熱と探求心と、そして地道な努力があってこそ成功するステージなので、器ばかりが立派で中身のない演奏ということにだけはならないよう皆で頑張りましょう。

 覚えてしまえば練習ももっと楽しくなるはずですし、私もたくさん色々なことを要求できるようになるので、早くそういう状況をつくりましょう。

 最後に、一人一人がどんな声を持っているか把握したいので、毎回ネームを胸につけていただくことをお願いしたいと思います。
 今回はお願いばかりでごめんなさい。私も一生懸命勉強して、よい演奏ができるよう準備したいと思っていますので、今年1年よろしくお願いします。

                      
     


第16号より(2000年7月11日発行)   「みんな 聞きなさい!!」


 毎回楽しみな「モツレクさんぽみち」。新しいのが出るとすぐに見たくなります。いろいろなかかわり方でこの企画に参加しているんだといこと、よくわかりますね。みなさま一筆寄稿されると編集委員は張り切るのではないでしょうか。その他にも実行委員の方には多くの意見が寄せられています。

*もっとパート練習を増やしては・・・
*発声をもっとやるべきでは・・・
*歌えていない人がたくさんいる・・・

 様々な意見はありがたく、みな真剣に受け止めて色々考えています。それでも大所帯をまとめていくのは大変。
 ”ちょっとレクイエムを歌ってみたかっただけなのに!”
 “なんて大変なの!”  “なんてバカなことを考えたんだろう!”
 ・・・皆口にはださないけれど、おそらく頭をよぎることがあると思います。

 でも、エーイッ!! 乗りかかった舟、もう大海原の真っ只中。今さら反省しても仕方ないので力強く最終目的地を目指すしかない!
 ・・・とまあ、限られた空間と時間と肉体をフルに活用しながら、できることをできる方法でやっていくしかなく、全ての参加者の満足のいく方法は得られないかもしえないけれど、何とか皆が燃焼できるステージを目指していきたいと思っています。

 それでもその中に小さい楽しみを自分たちも見つけ、皆様に楽しんでもらうには・・・と日々奮闘中の実行委員の皆様の努力、温かくサポートして下さいね。

 それにしても、やっぱり歌えないところがあると困るので、
*私一人くらい・・・(うそ歌っても・・・、歌えなくても・・・、楽譜見ても・・・)
*あと半年もあるから・・・(そのうち覚えるだろう・・・皆が覚えてくれるだろう・・・)
*私は歌えているから・・・(練習に来なくても・・・、歌いちらして気持ちよくなって帰ろう・・・)

 この三点は、勘弁していただきたいものです。一人一人の方々が、「その他大勢」という考え方をしていませんので、練習中もどんどん具体的に歌えないところ、わからないことろ、隣の人とちょっと違うぞということろ等、何度でも言っていただくほうが、練習もやりやすく、コミュニケーションもとりやすいのでよろしくお願いします。
 皆様のためにある練習であることを、忘れないで下さいね。とはいえ、暗譜で歌える人も多く、本当に脱帽!(アルトの方々の中に多い)

 最後にもう一つお願いがります。練習の時に名札をつけて下さい。立ち位置を決めるにあたって、名前と顔が一致しないと困りますので、必ずつけるようにお願いします。

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