その1 出席率の分析結果 さんぽみちに掲載 2000.5月
 その2 ホームページを作りました さんぽみちに掲載 2000.7月





その1       「出席率の分析結果・・・」

 
この演奏会の「音楽総監督」である作間先生に直接合唱指導をいただいてもうすぐ半年になりますね。先生のモツレクに対する積極的な取り組み方は、本当に頭が下がります。「あのね、音取りが終わったら、今度は、声作りをしたいのだけど…」先生自らの提案でした。「会場は?」、「ピアニストは誰にする?」いつもこうして、裏方さんと先生の連携プレーで毎回の練習が存在しているのでした。雪が降れば、駐車場の除雪の依頼もします。これも裏方さんの大事な仕事。 

 実は先日、先生から「練習が予定よりかなり遅れているのだけど・・」とご指摘がありました。これは大変!!原因は予想以上に「練習への出席率が悪い」こと。特にソプラノです(ごめんなさい)。団員数は181名で毎回の参加人数は…皆さんがご存じの通り。さあ困った!!実行委員会としてどうする…先生を含めて夜中まで話し合いました。そして基本方針が決まりました。

 モツレクのために新しい合唱団を作ると決めた時の「原点」に返ることにしました。まず先にこの曲があり、歌いたい人を募って出来た合唱団です。「難しい曲ですよ、練習期間もこの曲を仕上げるには短いですよ…」と募集のチラシにも書きました。そして181名が集まったのです。合唱の練習によくある現象として「本番が近くなると、どこからともなく歌い手が増えていく」というのがありますね。皆さんもご経験があると思います。しかし、指揮者の立場では、それまでせっかく作り上げてきた音楽を壊されることにもなってしまうのです。「こういう慣例化した現象をこの合唱団だけはストップさせようね」ということになりました。この曲を「歌う」ということおいて、本番で「舞台に立って歌う」ということではなく、一緒に少しずつ「曲を完成させていく過程を共にする」ということの方が大事であると確認しあいました。

 そんな思いが葉書になって皆さんの手元に届いたと思います。各自のご事情もあるかと思いますが、どうぞご理解下さい。「この合唱団、厳しいな…」そんな声も聞こえました。しかし、練習なくして成功はあり得ません。「作間令子流モツレク」を完成させるには、本番をご一緒する皆さん一人一人の声が、今すでに必要なのです。先生は、一人一人の声を覚えようとしています(ですから名札が必要なのですよ)。本場の立ち位置も先生が決めようとしています。 …そういう音楽を作る側の事情もお察し下さい。

 雪道の運転が恐かったな……あの練習会場は遠かったけどキレイだったな……練習にちゃんと来ないと本番舞台に乗れないよって葉書ももらったな…そういえば、作間先生に誉めてもらったことなかったな…

 ここにいる仲間で、我々に出来るだけ限りの練習をして、たくさんの思いでを作って、本番で大きな感動を胸に抱き、それぞれの人生の一ページを「モツレク」という音楽を通じて共有できればと思います。

 厳しくも純粋な姿勢(?)の「十勝アマデスウ合唱団」。泣いても笑っても、1210日で解散です。この演奏会にかかる費用合計900万円。はい、これだけ使っちゃいます。

 もう、カウントダウンは始まっていますよ。そう思うと、毎回の練習を大事にしたいと思います(でも、残業で行けない時はごめなさい)。

 さて、原稿も書き終わったことですし、チラッと楽譜でも開いてみましょうかね…。いつか「皆さん、ソプラノを見習って下さいね…」って作間先生に言ってもらいましょう。そのためにも、まずは予習と復習かな…

 
       
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その2           「ついに、ホームページができました!」

 
ついに、ホームページ(略してHP)をインターネットに載せてしまいました!!

 正直なところ、自分達で作れるとは思ってもいませんでした。実行委員の間で、「ホームページがあったらいいね・・・」という話はいつも出ていたのですが、パソコンを扱うメンバーも、誰もホームページを作った経験がなく、あきらめムードが漂っていたのです。かつて、帯広の「市民オペラカルメン」のホームページを制作したパソコン業者に聞くと、制作費、維持費など結構かかるのでした。そこで言われたのです「指導しますので、自分で作ってみてはどうですか?」しかし、どうやって作るのか想像もできない状態で苦笑いをして帰ってきました。
 ホームページを持っている合唱団はたくさんあります。帯広では「帯広混声合唱団」もそうです。「札幌アカデミー合唱団」のページで可愛いゴジラが歩いているのを見ては、ため息。8月に帯広で行われる「十勝野はるか」のチラシにもホームページアドレスが載っていました。・・・そして、フラフラとパソコンショップへ足を運んだのです。そこで目に飛び込んできたのが「メールの次はホームページ!!」というタイトルの掲示でした。これで、心が決まりましたね。よし、作るぞ!!

 それから、HP制作用ソフトとテキストを購入して、初めてのホームページ作成が始まりました。音も入れたい、写真も入れたい、みなさんの原稿も載せたい・・・載せたい物はたくさんありました。少し作っては、「指導してくれる」と言った業者に見せて、直してもらいながら、一気に作っていきました。まだ、未完成でもいいから載せてしまおうということになり、作成中のまま載せました。最初にインターネットを介して自分が作ったHPを見た時は、・・・感動しましたよ。

 HPの最初のページに「音符」のマークがあると思います。この下に数字がありますが、これが「このHPを見た何人目である」というカウントです。ぜひ、1人でも多くの人に、私たちの思いや、この空気を伝えたいと思います。
 本番は、完成された演奏をお届けする・・・予定ですが、それまでの道のりをこういう形で世界に公開することで、さらに本番の演奏を楽しみにして下さる方が増えばと思います。こんな合唱団なんだ、こんな練習をしているんだ、・・・HPを見ている方もきっと何かを感じくれるでしょう。

 歌いたい歌があっても、歌えずに過ごしてきた・・・そんな私たちと同じような思いを抱いている人にとって、十勝アマデウス合唱団の存在が、少しでも励みになってくれればとも思っています。

やろうと思えば、やれること・・・もある。歌おうと思い続けて、歌える歌があったから・・・。
 意欲だけ一人前で、完成度は低いですがご勘弁下さい。皆さんの中で、HPを見たいけれど身近にパソコンをお持ちの方がいないので、ご覧になれないという方がいらっしゃいましたら、実行委員へお声を掛けて下さい。
 皆さん、ぜひご覧いただいて、「メール」のボタンを押して感想をお送り下さい。よろしくお願いします。少しづつ更新していますので、毎食後までいかずとも、1日1回就寝前くらいに、見てみて下さいね。カウンターの数字がいくつになっているか、お楽しみ!!
                  モツレク実行委員会 総務部会より



          
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